生後1ヶ月【57日目】で迎えた1回目の手術。
手術当日、朝、NICUで娘と面会。
許可された時間は、30分しかなく、夫と二人で交代でずっと抱っこをして過ごしました。
私の姉や叔母たちが、一生懸命折ってくれた千羽鶴と共に。
その後、看護師さんに抱っこされて娘は手術室へ運ばれて行きました。
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第一関門突破!
手術、成功。
オペ室からICUに移った娘。
手術の成功を執刀医から聞いた瞬間、本当にうれしくて、全身の力が抜けたのを覚えています。
その後も経過順調。
3日後、一般病棟へ。
誕生→NICU→手術→ICUを経て、一般病棟へ移ることができた娘。
この時、すでに「生後60日目」を迎えていました。
ここから、やっと、私と娘の一緒の生活がスタートしたのです。
娘と過ごす、初めての夜。
「喜び」よりも「不安と緊張」の方が大きくて、一睡もできなかったです。
情緒不安定
情けない話ですが、この時点ではまだ現実を受け入れることができていなかった私。
前を向くどころか、とにかく自分を責めまくっていた時期。 ←後に激しく後悔
病棟に上がり、病棟の説明を受けている時も、苦しくて苦しくて、涙がこらえられなかったのを覚えています。
私は、入院生活を通して強くなるどころか、どんどんどんどん不安定になっていきました。
大部屋に移った頃には、カーテンを閉め切り、娘を抱いて、ただただ泣いていました。
同じ病室のお母さん達も看護師さん達も、そんな私に気が付いていました。
そうとう異様だったと思います。
そして、ついに娘は、完全にナースステーションに引き取られてしまいます。
娘は、順調に回復してくれているのにです。
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退院
結局、私は情緒不安定のまま、夫や実母、姉達に、娘の付き添いを代わってもらうことで、なんとか退院を迎えます。
この時は、まだ母親になりきれておらず、自分が子供だったんです。
本当に娘を思うのであれば、自分を責めてイイはずがないですよね。
母親である私が、自分を責めれば、娘を深く傷つけることになるのに。取り返しのつかないことになるのに。
この時は、まだ、そのことに気が付けなかったんです。
いや、頭では分かっていたけど、どうすることもできなかったんです。
娘の将来に対する不安も一番ピークの時でした。
退院前日、NICUでお世話になった看護師さんが会いに来てくれて、励まされ、なんとか記念撮影↓
そして、「生後72日目」。
ついに、退院の時を迎えます。
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【2015.9.9 追記】