先日受けた人間ドッグの胃カメラで、
食道裂孔ヘルニア
(しょくどうれっこうヘルニア)
を指摘され、消化器内科を受診した結果をご報告させていただきます。
私と同じように人間ドッグの結果で初めて目にする「食道裂孔ヘルニア」という病名に戸惑っておられる方の参考になりましたら幸いです。
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食道裂孔ヘルニア!?胃カメラでまさかの病気が見つかりショック!
私、35歳専業主婦。
2人の子持ちで子育て真っ最中。(小学3年生の娘と1歳の息子)
子どもや家族のために!
そして、自分のために!
安心したい一心で受けた人間ドッグだったのに、
それなのに、あぁそれなのに、
まさかの病気が見つかってしまいました。
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・
届いた人間ドックの結果を見てビックリ!
上部消化管の項目で、
まさかのC判定!!!
何じゃこりゃ~っ!!!
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・
一気に不安に。
もともと胃は強い方ではなく、4年前に31歳で胃カメラを飲んだことがあったのですが、その時は全く問題なし!
まさか今回、指摘を受けることになろうとは(涙)
しかも、判定・所見の欄に、
「内視鏡 食道ー裂孔ヘルニア」
と記載されているだけで、
全く意味がわからない。
食道裂孔ヘルニアって何???
怖い病気じゃないよねぇ???
症状は???治療は???原因は???
・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・
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「食道裂孔ヘルニア」が意味不明過ぎて、消化器内科を受診!
私は、結果が届いた2週間後に消化器内科を受診しました。
本当は、不安ですぐにでも病院に飛んで行きたかったのですが、消化器内科の病院選定に悩んだのと1歳児がいることで受診が遅れました。
ちなみに、病院は、胃カメラと大腸カメラを行っている病院を選びました。
理由は、経過観察で、胃カメラを定期的に受けることになった場合、病院をはしごしたくなかったのと、これからの健康管理で人間ドッグ以外で胃カメラや大腸カメラをしてもらえる病院をかかりつけにしておきたかったから。
とは言っても、総合所見のコメント欄の記述は、急いで受診を促すものではなく、
「胃内視鏡検査において食道裂孔ヘルニアを認めますので、年一回の検査で経過をみてください」
というものだったんですけどね。
人間ドッグ2週間後に受診した私は、早い方なのかもしれません。
こういうのの受け取り方って、人それぞれだとは思いますが、私の場合、
受診せずにはおれんやったとです。
(〃 ̄∇ ̄)ノ 私だけ?
だって、ググったらだいたいの意味は分かったけど、直接専門の先生に説明してほしかったんですもの!
食生活で気を付けるべきことや、経過観察が必要かも知りたかったので、サクッと行くことにしたんです。
35歳心配性専業主婦のあるある。
これと同じです↓
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消化器内科を受診した結果!食道裂孔ヘルニアとは!?
受診する日、朝一で病院へ行きました。
受付で、人間ドッグで指摘された旨を伝え、待つこと5分。
あっという間に診察室に呼ばれました。
私は、人間ドッグの結果表を持ってきていたので、先生にそれを渡して改めて、
人間ドッグの胃カメラで引っかかったことを伝えました。
すると先生は、笑顔で説明を始められました。
そんな先生が、私の前に食道と胃の模型を示して、説明してくれた内容がこれ!
(`・ω・´)
メモ
食道裂孔ヘルニアとは?
食道と胃をつなぐ「食道裂孔」という横隔膜の穴が、何らかの原因(年齢、食べ過ぎ、肥満)で緩んでしまい、
胃の一部が穴(食道裂孔)からはみ出した状態のこと。
※横隔膜は筋肉でできているため、本来はギュッと閉まっているそうです。
文章で書くと分かりずらいですが、模型を見ながらの説明だったので、すごく分かりやすかったです。
「ヘルニア」と聞くと、なんだか怖い病気に聞こえるかもしれないけど、全く怖い病気ではないそうで、
症状がなければ、
通院の必要もなし!
だと言われました。
(´∀`*)
このために1年に一回、胃カメラをする必要ももちろんなし!
胸焼けや腹満感、逆流感などの逆流性食道炎などの自覚症状がなければ、
「単にヘルニア状態にある」
というだけで全く問題ないそうです。
ヘルニアとは、「その一部、もしくは全部が本来あるべきところになく、逸脱している状態のこと」を意味します。
そして、「逆流性胃腸炎」とこの「食道裂孔ヘルニア」という状態は、かなりの合併率があり、
逆流性食道炎を起こす人は、食道裂孔ヘルニアをかなりの確率で持っている場合が多い。
ということも教えてくださいました。
そう!逆流性食道炎の原因も、
暴飲暴食、肥満!!!
食生活が原因だそうです。
私は、逆流性食道炎にはまだ罹ったことがありませんが、危険因子はかなりあるということ。
今回の経験で、食生活の大切さを改めて突きつけられた気がしました。
あと教えてもらった内容をまとめるとこんな感じです。
ココがポイント
・逆流性食道炎になってしまった場合は、薬で治療ができる。
・重度の食道裂孔ヘルニアで治療が必要になった場合は、手術が適応される。
・食道裂孔ヘルニアは自然に治ることはない。
・食道裂孔ヘルニアは、年配の方にも若い人にもどちらにも多い。
ちなみに、私は、4年前(31歳)にも胃カメラを受けたことがあり、その時は異常なしだったので、この4年間で発症したものと考えられます。ぐすん。
人間ドッグの再検査(消化器内科受診)でかかった医療費はこれ!
参考までに、今回の消化器内科受診でかかった医療費を記載します。
メモ
食道裂孔ヘルニアを指摘されて消化器内科を受診してかかった医療費
850円
安っ!!! (笑)
最後に
人間ドッグの結果表を見た時は、初めて目にする病名で、不安になりましたが、
「食道裂孔ヘルニア」は、症状がなければ、通院の必要もない病気である
ということが分かりホッとしています。
あ~安心した!
怖い病気じゃなくて良かった!
(´∀`*)
私が診てもらった先生は、消化器の専門医だったので、「食道裂孔ヘルニア」以外にも、胃カメラや気になっていた大腸カメラのこと、ガンのことまで本当にためになるお話をたくさん聞くことができました。
例えば、こんなこと。
ココがポイント
・ピロリ菌はできるだけ若いうちに調べた方がイイこと。
・発見されたら、若ければ若いうちに除菌しておいた方が予後がイイこと。
・大腸がんは両親のどちらか一方、または片方が罹った場合は、その子供は大腸がんになるリスクが高いこと。
・その場合は、大腸カメラは不可欠であること。
先生が大腸内視鏡検査をした患者さんで、ガンが見つかった一番最年少は、
28歳だそうです。
38歳の患者さんのガンも発見されたそうで、その方は発見された時点で進行がんだったとか。
大腸がんは低年齢化が進んでいるとは聞いていましたが、まさにそのことを実感する生々しい話でした。
35歳という年齢で、人間ドッグ受けるか否かをちょっぴり悩んだ私でしたが、
人生初めての人間ドッグを経験したことで、
30代でも絶対に、
人間ドッグに行くべき!!!
だと今は断言できます。
(`・Д・´)9(`・Д・´)9(`・Д・´)9!!!
絶対です! 絶対!!!
子育てで忙しかろうが、
後回しにしたらダメ!!!
実は、私、今回の人間ドッグで指摘されたのは、先日報告させていただいた「視神経異常」と今回の「食道裂孔ヘルニア」だけではないんです。
腹部超音波検査でもまさかのD判定。
まさかの、「腫瘤」が見つかりました。
腹部エコーでしこりがあると言われた時は、心が凍りつきました。
でも、幸い、悪いものではなさそう。
3日後に紹介状を持って、外科を受診します。
当記事が、人間ドッグの胃カメラなどで「食道裂孔ヘルニア」を指摘された方や当ブログを読んでくださっている方の健康チェックのキッカケになりましたら幸いです。
グッドラック!